第8回 早稲田大学 航空宇宙シンポジウム

✦ 航空機産業の今と未来予想図 ✦

日時 2022年12月7日(水)16:30 ~ 18:00
場所 早稲田大学西早稲田キャンパス(理工キャンパス)63号館2階03会議室
(森村市左衛門記念会議室) およびリモート開催
主催 早稲田機友会,早稲田大学航空宇宙懇話会
共催 機械科学・航空宇宙学科
参加方法 会場に来る:当日会場にご来場ください。
リモート参加(ZOOM):11月7日頃を目処にZOOM参加者のためのリンク受け付け情報を、学科HPに掲載します。
参加費 無料
問い合わせ先 天野嘉春(早稲田大学 理工学術院 教授)
symp@amano.mech.waseda.ac.jp
第8回早稲田大学航空宇宙シンポジウムのご案内

講演内容

民間航空機産業の現状と展望

原田 淳 氏

(一財)日本航空機開発協会(JADC)企画調査部 部長

【講演概要】

日本航空機開発協会(JADC)は、民間航空機の開発に関する調査研究等を通じ、我が国の民間航空機開発の促進、航空機産業の向上発展、産業経済の健全な繁栄に寄与することを目的として1973年に設立されて以来、米国ボーイング社との国際共同開発の中核体として767、777、787、777Xの開発に取り組んでおります。

本稿では、国産旅客機の開発、国際共同開発への参画の意思決定のため協会の設立以来、継続実施している民間航空機の需要予測をベースに、安定成長からコロナ禍で一変した世界の航空輸送、航空機製造産業の概況、今後の納入機数予測と共に、海外OEMの動向、航空機産業の技術開発動向等を紹介いたします。


【経歴】

1990年 3月 早稲田大学大学院 理工学研究科 機械工学専攻修了
4月 富士重工業株式会社(現・株式会社SUBARU)入社
2006年 1月 同社 787設計チーム 787強度設計プロジェクトマネージャー
2017年 10月 同社 技術開発センター固定翼機設計部長
株式会社SUBARU在籍中は構造強度技術者としてボーイング777、787、777X他の開発に従事の為、数度のボーイング社駐在を経験。
2022年 4月 (一財)日本航空機開発協会に出向 企画調査部長、現在に至る。



空の移動革命への挑戦
~ 日本発 空飛ぶクルマと物流ドローンの開発~

岸 信夫 氏

(株)SkyDrive 取締役CTO兼品質統括室長

【講演概要】

当社は「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」を開発しています。

「空飛ぶクルマ」は、国内で唯一有人飛行試験を実現し、2025年大阪ベイエリアからのサービス開始を予定しています。

「物流ドローン」は、山間部の作業現場での活用により、重労働負荷を減らしています。

空を日常的に活用するプロダクトの開発状況や、目指していく未来をお話しします。


【経歴】

1982年 大阪府立大学 工学部 航空工学科 卒業
1982年~2010年 三菱重工業 防衛省航空機 (F-2, 先進技術実証機 他)の開発、事業計画
2010年~2019年 三菱航空機 副社長 MRJ (MSJ)の開発
2019年3月 三菱航空機 退社
2019年4月~2020年3月 中菱エンジニアリング 航空宇宙事業部 副事業部長
2020年4月 最高技術責任者(CTO)として(株)SkyDriveに入社
2021年10月 取締役CTOに就任し、博士号(工学)を取得

早稲田大学航空宇宙懇話会

戸田 勧   浅川 基男  天野 嘉春
一丸 清貴  鎌田 秀二  河野 通秀
後藤 盛雅  竹之内 玲子 早川 清隆
眞下 進   町田 茂   松崎 潤一

早稲田大学航空宇宙懇話会

戸田 勧   浅川 基男  天野 嘉春  一丸 清貴 
鎌田 秀二  河野 通秀  後藤 盛雅  竹之内 玲子
早川 清隆  眞下 進   町田 茂   松崎 潤一

早稲田大学 航空宇宙懇話会
Aerospace Symposium of WASEDA University